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となりの「O畠さん」から、電話がきた。 彼は、リアルボイススタジオのお隣さんで、 ウン百万円かけて作った自分のスタジオで、 レコーディングの仕事をしている。
「いやぁ、これからレコーディングする 女の子なんだけどさ、キーが、 上のドまでしかでないんだけど、 ど〜思う?」
20代前半の女の子なら、 本人のキー云々にカンケーなく、 上のミまでは余裕で出るよ!! ウチの生徒さんなら、 年齢にカンケーなく、 上のミまでは出してもらってますよ!!!笑 明日の3時? 家でゴロゴロしてるよ! レコーディング、見に来い、って? ウヒョヒョ♪おもしろそ〜♪ イクイク♪
次の日・・・・・・ 3時ちょい過ぎにOスタジオへ行くと、 カワイー女の子が二人、 そしてちょっとウサンクサイ、あーごめんなさい、 ちょっと「業界っぽい」お兄さんが、 O畠さんと一緒にスタジオの中にいた。 なんだかよくわかんないけど、 みんなかしこまっていた。 ユニットらしきその彼女たちは、 ご丁寧に名刺を差し出した。 ゲっ、ごめんなさい!! 昼寝の途中で 携帯と小銭入れだけをポケットに入れて、 事務所の裏の自分の部屋から走ってきたゆうこりんは、 名刺なんて持ってこなかったよ〜。 やっぱりどんなときでもカバンは持ち歩くべきだな。汗
さっきの「業界っぽい」お兄さんは、 プロデューサーだそうだ。 今回の件について、 カクカクシカジカと簡潔に説明して、 あとはヨロシク、と立ち去った。
さあ、レコーディング!! んで、O畠さん、どーすんの? 上のドまで、って、1オクターブしか出ない、 ってことでしょお? ん?これが歌詞なの? どれどれ・・・・・・
『石石 狩狩 石狩鍋 with You!』
ん?セキセキ?イシイシ???
『シャケシャケ 味噌味噌 石狩鍋 with Me ! 』
シャケシャケ、って、「鮭」かい!なんじゃこりゃ?!
ここで初めてO畠さんは、 今回のレコーディングの内容を説明し始めた。 今回の歌は、なんとっっっ!!! 「石狩市」のっっっ!!「市」のっっっ!!! 依頼なんですと!!! 石狩市から、「石狩鍋」を全道にアピールして ほしい!!という強い要望があるんだって!!! それと、みなさんご存知ですか? 石狩鍋は、「白菜」でなくて、「キャベツ」だそうです! それと、「こんにゃく」は欠かせないそうです。 この2品を歌詞に入れて欲しい、とのこと。
にしても、この歌詞・・・・・・
『ダシが出たら〜ダシ惜しみ〜(味噌がミソなの♪)←セリフ サケをサケては通れない〜(石狩川で、捕まえて♪)』←これもセリフ
何回も、ワタシがO畠さんをギロッと見るもんだから、 O畠さんもオロオロして、いや〜ゆうこさん、 僕達だって、マジメなヤツも、何曲も作ったんだよ〜、 と他の曲の歌詞を見せてくれた。 たしかに、そっちは普通なんだけど、インパクトがない。 だいたい、「石狩鍋」にインパクトを持たせること自体、 無理があるよね〜。笑
「衣装はね、チャイナ服にエプロンに、お玉♪」(O畠氏)
さらにワタシが、O畠さんをギロッと見ると、 い、いやっ、ぼっ、ボクの趣味じゃないよぅ、プロデューサーだよぅ、 とまたまたオロオロしていた。
まぁ、冗談はさておき、 O畠さんの仕事ぶりは、すばらしかった。 1オクターブ内できっちり盛り上がるように作曲し、 華奢なボーカルの声がバテてしまわないうちに、 きっかり1時間で、 ユニットの片方の歌を録ってしまった。 ワタシはナニをしてた、って? ぽっちゃり、というかてっぷリしたO畠さんの 肩をバシバシ叩いて、 「ホレ!干したカンカイみたいな声じゃなくて、 こんなふうに脂がたっぷり乗った鮭のカンジで!!」 みたいな掛け声をかけていたよ。爆笑
なかなかこの曲が解禁にならなくて、 このことを日記に書けなかったのですが、 この前「番屋の湯」(もちろん石狩)で お披露目があったそうで、 やっとワタシも新ネタ披露♪笑 ちなみに、この曲は、全道のジャスコ の生鮮売り場で流れるそうな。 さすがは「石狩市」、 ちっからあるゥ♪爆笑
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12:30, Monday, Sep 24, 2007 ¦ 固定リンク
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